『かぎろひ ~ちちぶでつくる その2~ 秩父太織 石塚工房』
昔ながらの道具を使い、秩父産繭を使用し糸繰り・草木染め・織りの全工程はそのままに、現代の生活に合う作品づくりに向き合う石塚工房。熟練の技と緻密な計算のもの、気が遠くなるような時間をかけて作られたストールやマフラーは、美しいのみならず大変丈夫で、ご家庭での洗濯も可能です。使い込むひどに艶と滑らかさを増し、秩父太織独自の風合いが一層肌に優しく寄り添います。その心地よさをどうぞお愉しみください。3/30(日)には、石塚工房による織のワークショップを開催いたします。
◯秩父太織 石塚工房とは?
江戸時代、養蚕製糸を営む農家が換金できない繭や糸を利用して、野良着を作り始めたところに起源を持つ「秩父太織(ふとり)」。1966年、故石塚賢一氏は失われつつあった秩父太織の技術習得・道具の収集を始めその技術を復元、現在は継承者の女性職人2人によってのみ、生産が続けられています。秩父太織の特徴は、秩父産繭からの製糸から整理までの全行程を行い、いろんなまゆを混ぜて引くためにできる節。一般的な絹織物へのイメージが覆される、絹ならではのしなやかさと光沢、まるで綿や麻のようなざっくりとした温かみのある風合いの両方を併せ持っています。
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場所:
埼玉県「ツグミ工芸舎・百果店ひぐらしストア」
開催期間: 2014/3/28~2014/4/9
チルチンびと広場:http://www.chilchinbito-hiroba.jp/CategoryDetail.php?p=1&pref=11&cl=4&cic=11_04_0015