http://www.chilchinbito-hiroba.jp/HouseFeatureDetail.php?p=1&pref=14&cl=9&cic=14_09_0014
木摺りの土壁、無垢の木など、素材や工法は
チルチンびと仕様で。デザインは地元・茅ヶ崎に合うものに。
そして、丈夫で長持ち、地域の景観向上にも配慮した家づくり。
神奈川県茅ヶ崎市は湘南エリアでも人気住宅地の一つ。今回訪ねたのは東海道沿線のまちだ。建売住宅の集まる中、ひと味違う外観の家が2軒並んでいるのが目を引く。どちらも市内の「チルチンびと『地域主義工務店』の会」会員社ワイズが手がけた物件で、1軒が入居を目前に控えたM邸である。
M邸の外壁はこの界隈でも珍しい土壁だ。さらに玄関ポーチには、版築を模した壁が手作業でていねいに仕上げられている。版築とは、万里の長城の一部や法隆寺の築地塀にも用いられた古くからある工法で、手間も時間もかかるが「頑丈で耐久性にもすぐれる長所があり、ぜひ使っていきたい工法です」と同社社長の山本康彦さんは話す。
このM邸、当初はチルチンびと仕様のモデルハウスにする予定だった。理由は二つある。地元っ子の山本さんは20年前に24歳で同社を興して以来、モダンなデザインの家づくり一筋。が、周囲には全国どこでも見かけるような建売が増え、地元のまちの変わりように危惧を抱いていた。
また同社では無垢材と職人の手仕事にこだわってきたが、住宅の強度、耐久性を追究するうちに自然素材や伝統的な手法の良さを改めて実感。3年ほど前に『チルチンびと「地域主義工務店」の会』に入会し、自然素材の家づくりを一から学び直した。
※電子書籍でご覧いただけます。
http://www.chilchinbito-hiroba.jp/Contents/14/6/14_06_0001/kanagawa_ys_77/index.html
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