チルチンびと広場 イベント情報
「チルチンびと広場」で公開された全国のイベント情報をお知らせします。
2014年2月2日日曜日
地域型宮大工工務店と若き建築家の挑戦
広島県住宅事例「地域型宮大工工務店と若き建築家の挑戦」木ごこ
ろ㈱坂田工務店
http://
www.chilchinbito-hiroba.jp/
HouseFeatureDetail.php?p=1&pref
=34&cl=9&cic=34_09_0002
広島県東広島市に、昨年、坂田工務店のモデルハウスが誕生した。
坂田工務店は、昭和21年に先々代の坂田竜市氏が創業し、先代の
坂田昭三会長、高原良彦現社長と、三代続く宮大工工務店だ。大工
は11名、営業マンも現場監督もいない。
厳しい現実の中「このままではいけん。なんとかこの大工技術を継
承し、生き残る道を探さなくては...」。そう考えた高原社長は
、モデルハウスを建てるにあたり、『チルチンびと「地域主義工務
店」の会』に入会して出会った、連合設計社市谷建築事務所(以下
、連合設計社)の戎居連太社長に相談した。
というのは、入会後、連合設計社の吉田桂二氏の作品を見学し著書
を読むうち、「建築は地域の大工・職人とつくる」という明快な思
想に心を打たれたからだ。
吉田氏は、東京美術学校(現・東京藝術大学)で建築家・吉田五十
八に師事。卒業後は、池辺陽の事務所で設計活動後、連合設計社の
創設に参加。建築史家・伊藤ていじ氏に出会い、ともに全国の古民
家を調査して歩いた人だ。
連合設計社は、木の建築を知りつくした設計事務所だ。宮大工工務
店を五分と五分で受け入れてくれるのはここと、感じたという。
しかし、伝統技術があっても、伝統的な間取りの家しか発想できな
ければ、若い世代の生活を「カタチ」にして提供できない。そこで
、連合設計社の30代の建築家たちと高原社長の熱心な議論が始ま
った。
※電子書籍でご覧いただけます。
http://
www.chilchinbito-hiroba.jp/
Contents/34/6/34_06_0001/
hiroshima_sakata_66/index.html
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